石巻市倫理法人会は令和4年度の活動が8月31日で終了となり、小笠原博美会長の2年に及ぶ任期も終了致しました。
モーニングセミナー冒頭の会長挨拶では、2年間の総括と9月より新会長となる工藤豊和氏への更なる支援を約束し、最後の会長挨拶となりました。

講話は、石巻ライノスラグビースクール 監督 伊藤 達也 様を講師に迎え、『ラグビーを通じて学んだこと』というテーマでご講話をいただきました。

石巻の子供たちにラグビーの普及とスポーツの素晴らしさを長年伝え続けている石巻ライノスジュニアラグビースクール。
伊藤監督は17年前から指導者として携わるほか、石巻工業高校ラグビー部の指導にも近年まで尽力されており、自身も15歳から始めたラグビーというスポーツを通じて、指導の理念、そして自分自身に与えた影響などをお話しされました。

『Rugby STYLE』(ラグビースタイル)と称す7つのチームコンセプト。
技術的なプレーのスキルアップも去ることながら、全ての理念の根幹には『人間らしさ』がキーワードにありました。
印象的だったのは、『PLAYER FIRST』・・。
選手に発問し、『選手発信』で本質を理解させるという自主性を重んずるチームスピリットは、選手たちの成長過程での教育に非常に大事な要素でもあり、自分自身も指導者として一番悩んだ部分である事を打ち明けられました。

『人間性を発揮できる社会に・・。』
ラグビースポーツというフィルターを通しての人間教育は、個々の独自性を浮き彫りにし、社会構築の基盤のひとつとなっており、静かな口調でお話しする伊藤監督の姿に、これからも素晴らしい人財の教育に尽力していくという意気込みが感じられました。

本日の出席者は39名でした。次回は、石巻市倫理法人会 工藤 豊和 新会長を講師に迎え、『令和5年度活動方針』というテーマでご講話をいただきます。
9月より新たに始まる、令和5年度の石巻市倫理法人会も何卒よろしくお願い申し上げます。