本日のモーニングセミナーは、先週に引き続きZOOMによるWebセミナーとなり、登米市倫理法人会 髙橋 幸記 副会長をお迎えし、『燃え尽き症候群からの復活』というテーマでご講話をいただきました。
生まれも育ちも志津川、大正時代から続く造船会社の三代目として、地元の漁業家とともに40数年間地域産業に携わって来ました。
木造船から鉄鋼船へ、そして現在主体となるFRP(繊維強化プラスチック)を使用した船体製造など、時代の流れと共に変わる造船業界と自社の変遷をご紹介いただきました。
仕事一筋でたくさんの孫にも囲まれる幸せな人生だと思いつつも、3.11の悲劇が髙橋副会長にも影を落とします。
当時の被災は家屋のほか地盤までもが流されるところも多く、被害の甚大さが伝わりました。その中での経営を維持することの苦しみ、家族との関わりなどをお話しされ、事業を通じて地域に恩返しをしたい思いとは裏腹に、造船業をやめるという選択肢もあったそうです。
のちに、登米市倫理法人会 小泉元会長の整骨院に訪れた際に『職場の教養』を手にした事がきっかけとなり平成27年に入会、たくさんの『大好きな言葉』を吸収しながら『変わろうとする心』を認識、そして『明朗』へと変化する自身がそこにハッキリと存在しており、震災時からの克服の体験を語られています。
社員から『社長・・明るくなりましたね・・』と声をかけられる実践結果に『明朗愛和』の一端を垣間見る事が出来ました。
本日は23名の方がご参加いただきました。次回もWebモーニングセミナーとなりますので、詳細はホームページをご参照いただきます様お願い申し上げます。