本日の第1587回モーニングセミナーは、(有)揚子江 代表取締役社長 今野 美穂様を講師に迎え、『石巻になくてはならない店となるために』というテーマでご講話をいただきました。

『母のチャイナドレス姿に憧れて・・・』
幼少時代の鮮明なその記憶は、現在のバイタリティ溢れる活動とこだわりのお店づくりの原点となっています。
高級レストランでの修行を経て、両親が営む中国料理店『揚子江』の店長へ、そして父親から社長を引き継いだのは3.11のわずか1か月後でした。
四川料理の極意を学び取り、『また来てもらうことだけを考えろ』の教えを継承しながらも、現在までの道のりは失敗の連続だったそうです。それでもその失敗を学びに変え、社員とともに歴史を紡いでいきました。

経営者として注目すべきは自社の分析力です。
オーダーメニュー別の細部にわたる商品売上分析、お客様の特徴、従業員の特徴などをあらゆる視点から見つめ直し、顧客満足に反映させています。

その経営力のバックボーンには福岡藩の儒学者 貝原益軒の名著『養生訓』がありました。
『医者を持つより料理人を持て』つまり薬より食事が大事であるという教示は、美味しく食べて健康になれる『医食同源』を追求。今野社長はそれを『地産地消の大切さ』として具現化させています。
石巻の旬の食材をふんだんに使用、石巻に来ないと食べれない料理を今後も提供し続けていき、愛されるお店に・・・。それこそが石巻にいる人たちにとって『なくてはならない』お店となるためのこだわりであると強く感じました。

本日の参加者は39名でした。
次回は、合同会社 カメヤマ 顧問 工学博士 亀山 紘様を講師に迎え、『石巻のこれからを考える~子どもたちに誇れるまちを~』というテーマでご講話をいただきます。