本日の第1593回モーニングセミナーは、㈱帝国データバンク 仙台支店 調査第2部 副部長 佐藤 政善様を講師に迎え、『百年続く企業の条件とは ~知的資産経営のすすめ~』というテーマでご講話をいただきました。

コロナ渦をはじめ様々な要因によって休廃業を余儀なくされている企業は、現在東北6県で実に3600件にも及ぶそうです。
その様な過酷な状況のなか、各社の財務体質も去ることながら、魅力的企業としてその存在価値を引き出すキーポイントのひとつに、『知的資産』の明確化を挙げられました。

知的資産とは、経常利益や自己資本比率などの可視化できる決算内容とは別に、経営理念や営業力、人材力、提案力など、普段は見えづらい会社の魅力のことを指しており、財務諸表には決して表れない『自社の強み』のことを意味しています。

単なるモノづくりや画一したサービス提供ばかりでは生き残れない環境でいかに差別化を図っていくか?
信頼される『情報パートナー』が行なうミッションとして、帝国データバンク様ではこの『知的資産』における支援をより一層展開していく所存でいるとの事でした。

本日の出席者は25名でした。次回は、石巻市倫理法人会 鈴木 信子 女性委員長を講師に迎え、『小学校教員生活から学んだこと~つながる・つなぐ~』というテーマでご講話をいただきます。