本日の第1608回モーニングセミナーは、東松島市教育委員会 社会教育委員 千葉 純 様を講師に迎え、『最近、子どもたちを観ていて想うこと』というテーマでご講話をいただきました。
経済的な事情でどうしても修学旅行に参加出来ないという、ひとりの中学生徒・・。
当時の千葉先生は、何とかその生徒を修学旅行に参加させたいという強い思いから、学校による援助を決意。その生徒の人生に思い出の1ページを綴らせました。
彼は中学卒業後就職し、その給料から当時の旅行費用2万3千円を握りしめ、千葉先生と涙あふれる再会をしたそうです。
先生の決意が、その生徒の決意に進化した瞬間を垣間見る事が出来ました。
涙と歓喜にあふれた教員生活38年、非常勤講師(不登校対応相談員)10年、48年間の教職人生の回顧として様々なエピソードを振り返られました。
そして講話の主題としては、最近の子どもたちの実態(傾向)と、その取り巻く環境や今後の社会情勢などを踏まえ、私たち大人一人一人が、今『何をすべきか?』『何をしてあげられるのか?』を考える機会として、参加者の方々に投げかけられました。
『少子化』『不登校』など課題は山積する中、講話終了後の朝食会でも参加者からたくさんの意見が述べられ、子どもの成長というキーワードをめぐり、有意義なモーニングセミナーとなりました。
本日の出席者は42名でした。次回は50人モーニングセミナー ㈱ハイブリッドラボ 取締役社長 石橋 剛 様を講師に迎え、『得るは捨つるにあり』というテーマでご講話をいただきます。