伊達政宗に植林の大切さを説いたとされる洞仙寺が位置する、石巻牡鹿半島桃浦。

石巻を象徴するこの地において、斬新なアイデアと多様なビジネスモデル、そして何よりも環境資源の活用などをマルチに展開する、ひとりの経営者の熱き想いを聞きました。
本日の第1761回モーニングセミナー、講師は合同会社もものわ 代表社員 森 優真 様です。

横須賀市出身の森さんは震災をきっかけに石巻へ移住。
『山が枯れると海が枯れる』という桃浦の漁師の言葉を聞き、森林と海との関係に強い関心を抱きます。

荒廃した人工林の現状を目の当たりにした森さんは、『牡鹿半島から世界へ!』を旗印に循環型林業ビジネスを根幹とした合同会社もものわを設立。
レスキュー隊員を対象とした救助現場に特化したチェーンソーのトレーニングプログラム、『杉ハーブティー』や『杉プレート』など、間伐材を余すことなく活用した大胆な商品開発をはじめとする、多種多様な森さんの活動は、今年の第13回グッドライフアワード環境大臣賞を受賞いたしました。

セミナー終了後の朝食会では、奥様 佳代子さんとともに杉ハーブティーの試飲などもあり、石巻の新しい魅力と可能性を再発見する貴重な朝となりました。
本日の出席者は38名でした。

次週は建築関係者様必見?
北海道で住宅建築・リフォームなど多岐にわたり事業展開を図る㈱匠創建 代表取締役で、北海道倫理法人会 阿部 利典 相談役より二日間に渡り講話をいただきます。

23日(火)は夜の部にて経営者の集い『明朗の実践と三方良しの経営』。
翌日のモーニングセミナーは『倫理経営と事業の繁栄』というテーマでのお話しです。

石巻市倫理法人会 今年最後のセミナーです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!